マイコプラズマ(性病)の検査・治療

マイコプラズマは、クラミジアや淋菌と並び感染者が多い性感染症の一つです。

粘膜同士の接触で感染し、男女ともに尿道炎や膣炎などの症状を引き起こしますが、多くの人が自覚症状のないまま感染を広げてしまう傾向があります。

放置すると、男性では前立腺炎や不妊症、女性では卵管炎や子宮内感染など重い合併症を招くおそれがあるのです。

本記事では、マイコプラズマの症状・検査・治療方法を中心に、放置のリスクや検査費用の目安について詳しく解説します。

マイコプラズマとは?

参照:CDC

マイコプラズマとは、主に性的接触によって感染し、尿道炎などの症状を引き起こす性感染症の一種です。

原因菌は「マイコプラズマ・ジェニタリウム(Mycoplasma genitalium)」で、男女ともに感染します。

自覚症状が軽いことも多く、発見が遅れると再発や薬剤耐性による治療困難を招くおそれがあります。

原因不明の尿道炎や症状が長引く場合は、マイコプラズマ感染の検査を受けることが推奨されます。

マイコプラズマの症状

マイコプラズマの無症状率は、以下になります。

女性の無症状率

男性の無症状率

55%以上

90%以上

マイコプラズマ感染症は、性行為によって感染し、男女ともに尿道や子宮頸部などで炎症を引き起こします。男性では排尿時の痛みや透明な分泌物、かゆみなどが見られ、女性ではおりものの増加や下腹部痛、性交時の違和感が現れることがあります。

症状が軽くても放置せず、早めに検査を受けることが大切です。

ここでは、女性と男性別にわけて、それぞれの多い症状をみていきましょう。

女性に多い症状

マイコプラズマに感染した女性は、初期段階では自覚症状が少ないことが多いものの、進行すると婦人科系のトラブルとして現れる場合があります。

感染が長引くと、子宮や卵管に炎症が広がり、不妊症の原因となることもあります。

<主な症状>
  • おりものの量や色、においの変化
  • 下腹部の痛みや重だるさ
  • 性交時の痛み(性交痛)
  • 排尿時の痛みや違和感
  • 不正出血や月経異常

これらの症状はいずれも他の性感染症と似ているため、自己判断せず、早めに婦人科や性感染症専門クリニックで検査を受けることが大切です。

男性に見られる症状

マイコプラズマに感染した男性は、尿道炎として症状が現れることが多く、クラミジアや淋菌感染症と似た症状ができます。

感染初期は軽い違和感だけで気づかないこともありますが、放置すると炎症が広がり、前立腺炎などを引き起こすおそれがあります。

<主な症状>
  • 排尿時の痛みや灼熱感
  • 尿道のかゆみや違和感
  • 透明または白濁した分泌物の排出
  • 尿道口の赤みや腫れ
  • 睾丸の痛みや違和感

症状が軽くても感染が進行している場合があり、男性の90%以上は無症状とされています。少しでも違和感を覚えたら、泌尿器科で早めに検査を受けることが大切です。

マイコプラズマの感染経路

マイコプラズマの感染経路は、主に性行為による粘膜同士の接触です。男女ともに同じ経路で感染し、コンドームを使用しない場合や不完全な装着では感染リスクが高まります。

また、症状がない相手から感染することも多く、注意が必要です。

<主な原因(男女共通)>
  • 性器同士の接触による感染(膣性交)
  • オーラルセックス(口腔性交)による感染
  • アナルセックスによる感染
  • 性玩具の共用による間接的感染

このように、粘膜の接触があれば感染する可能性がありますが、キスや日常生活では感染しません。無症状でも感染を広げる恐れがあるため、複数のパートナーがいる場合は定期的な検査を受けることが大切です。

マイコプラズマの検査方法

当院では、マイコプラズマ感染の有無を正確に判定するため、精密な検査を実施しています。検査には「尿」「膣ぬぐい」「うがい液」などの検体を使用し、患者様ご自身で採取していただくため、デリケートゾーンを他人に見られる心配はありません。検査結果は2〜3日以内にご案内しており、迅速で正確な診断が可能です。

また、検査の精度を保つため、来院の2時間前から排尿を控えていただいております。感染が確認された場合は、速やかに適切な治療へご案内いたします。

マイコプラズマの治療

マイコプラズマ

マイコプラズマ感染症は、尿道炎や子宮頸管炎などを引き起こす原因菌であり、放置すると再発や合併症につながることがあります。

当院では、抗菌薬による内服治療を中心に行っており、症状や検査結果に応じて最適な薬剤を処方しています。

副作用や治療期間についても丁寧に説明し、再発防止までしっかりサポートいたします。ご不明点はお気軽にご相談ください。

マイコプラズマを放置するとどうなる?

マイコプラズマ感染を放置すると、男女ともに炎症が広がり、将来的な健康リスクを引き起こすおそれがあります。初期症状が軽くても油断は禁物です。

男女別の主なリスクは、以下になります。

【男性の場合】

【女性の場合】

  • 前立腺炎の発症
  • 精管炎による不妊の原因
  • 尿道炎の再発
  • 子宮頸管炎や子宮内膜炎
  • 卵管炎や骨盤内感染症
  • 不妊症や早産のリスク

放置すると慢性化や再発を招く可能性があるため、違和感を覚えた段階で早めに検査を受け、適切な治療を行うことが大切です。

マイコプラズマの検査・治療料金

以下は、当院で実施しているマイコプラズマ検査・治療料金のご案内になります。

感染の有無を正確に確認できる精密検査となっており、男女ともに受診が可能です。

プラン名価格
マイコ/ウレアプラズマチェック(4項目)8,800円
男性器チェック(6項目)14,800円
女性器チェック(8項目)19,800円
男性パーフェクトチェック(21項目)34,800円
女性パーフェクトチェック(21項目)34,800円

マイコプラズマは、内服薬7日分9,800円で治療が可能です。

検査結果は2〜3日以内にご案内いたします。陽性の場合は抗菌薬による治療を行い、症状の改善から再発予防までしっかりサポートいたします。

検査について

当院のマイコプラズマ検査について

当院では、マイコプラズマをはじめとする性感染症の検査を、男女問わず安心して受けていただけるようプライバシーに配慮した環境で行っています。

症状がある方はもちろん、無症状でも感染しているケースがあるため、少しでも不安を感じる方は検査をおすすめします。

検査はご自身で採取できる方式を採用しており、最短で翌日に結果をご案内可能です。

陽性が確認された場合は、医師の診察のもと適切な抗菌薬を処方し、治療まで一貫してサポートいたします。

東京性病クリニックは予約不要で
ご来院いただけます

「感染行為を行いすぐにでも検査を受けたい方」
「先の予定がたてにくく予約を取ることが難し方」
「性感染症に該当する症状を発症しているが誰にも相談できない方」

など

性感染症は誰にも感染するリスクがあるのにも関わらず受診しずらい感染症だからこそ、予約不要で手軽にご来院いただける体制を整えています。検査を受けたその日に検査結果がわかり、陽性だった場合には当日に治療を開始することができます。

また、性感染症専門の医師が常駐しております。ご不安なことがありましたらお気軽にご相談くださいませ。

マイコプラズマについてのよくある質問

マイコプラズマは自然治癒しますか?

マイコプラズマ感染症は、自然治癒することはほとんどありません。

自覚症状が軽くても放置すると体内で菌が増殖し、慢性的な炎症を引き起こすおそれがあります。男性では前立腺炎や不妊、女性では子宮頸管炎や卵管炎などの合併症につながることもあります。

さらに、無症状のままパートナーへ感染させてしまうケースも少なくありません。早期に医療機関で検査を受け、抗菌薬による適切な治療を行うことが重要です。

オーラルセックスでも感染しますか?

マイコプラズマは、オーラルセックス(口腔性交)によっても感染することがあります。

性器だけでなく、口や喉の粘膜に菌が付着することで「咽頭マイコプラズマ」と呼ばれる感染を起こすことがあります。喉の痛みや違和感などの症状が出る場合もありますが、多くは無症状で、気づかないうちに他者へ感染させてしまうことがあります。

感染を防ぐためには、コンドームやオーラル用防護具を使用し、感染の不安がある場合は早めに検査を受けることが大切です。

マイコプラズマは何日で治りますか?

マイコプラズマの治療期間は、使用する抗菌薬の種類や症状の重さによって異なりますが、一般的には1〜2週間程度で改善します。

ただし、マイコプラズマは薬剤耐性菌が増えており、効果のある抗菌薬を適切に選ぶことが重要です。

症状が軽くなっても自己判断で服薬を中断すると、再発や慢性化を招くおそれがあります。治療後は再検査を行い、菌が完全に除去されたのを確認することが再発防止につながります。

日常生活でも感染はしますか?

マイコプラズマは、日常生活の中では感染しません。

感染経路は主に性行為による粘膜同士の接触であり、会話や食事、キス、同じタオルやトイレの共有などでうつることはないとされています。

マイコプラズマは外気中での生存時間が短く、乾燥や熱に弱いため、生活環境での感染リスクは極めて低いです。そのため、家庭や職場などで人にうつす心配はほとんどありませんが、性的接触を伴う場合は感染予防を意識することが重要です。

パートナーも一緒に治療が必要ですか?

マイコプラズマ感染症は性行為によって感染するため、パートナーも一緒に治療を受けることが重要です。

どちらか一方だけが治療しても、もう一方が未治療のままだと再感染を繰り返すおそれがあります。

特にマイコプラズマは無症状のケースが多く、自覚がなくても感染している場合があります。そのため、感染が確認された際はパートナーも同時に検査・治療を受け、完治を確認してから性行為を再開することが再発防止につながります。

再発することはありますか?

マイコプラズマ感染症は、再発することがあります。

原因の多くは、抗菌薬に対する耐性菌の存在や、治療途中で薬の服用をやめてしまうことによる不完全な治療です。また、パートナーが未治療の場合には、再感染するケースも少なくありません。

再発を防ぐためには、医師の指示通りに最後まで薬を服用し、治療後に再検査で菌が消失しているかを確認することが大切です。症状が再び現れた場合は、早めの受診をおすすめします。

監修医師紹介

経歴

〇〇医師からの挨拶

当クリニックは、性感染症専門の医療機関として、多くの患者さまの診療を行ってまいりました。性感染症は適切な治療を受ければ完治するものがほとんどですが、放置すると深刻な病気に発展することもあります。私たちは専門的な知識と経験を活かし、患者様一人ひとりに最適な検査や治療をご提供いたします。どうぞご安心してご相談ください。

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